古材利用・・・
というのは聞こえがいいし、素敵なことだと思っているのですが、何せ、気が遠くなるほど時間がかかります。
私のように、家の改修を、たまには友人に手伝ってもらうことはあっても、基本的には一人で、家事の一環としてコツコツやってる身としては、時間がかかりすぎるのは、どうなのかと思うようになりました。
気づいたら、壁一枚に、一か月ほどかかったときもありました。
まるでそれは、床を張った時みたいな時間のかかり方ですね・・・という感じです。
もちろん、こだわらなければもっと早く作る方法はいくらでもあります。
例えば、古材を磨かないとか、(あいじゃくりの)溝を切らないで、ペタペタ張っていくとか。
一般的に、「古材利用」といっても、自分で溝を切る人はあんまりいなく、大抵は、レンガや適当な大きさに切って(製材屋さんが切ってくれたりして)、「ベニヤ」などの下地にボンドでペタペタ張っていくのが、多分古材利用の大半じゃないかと思います。
でも、私はあえての、大きさ揃えての、溝切っての、カンナ掛けしての、油と磨いての古材利用。
まあ、でも、それやってると、あまりに進まなくてつらいから、古材使わない壁を作っていたら、古材の山が一向に減りません。(当たり前)
↑古材の山の一部。
場所を作って、新たな材料を仕入れたいがためにも、この、古材の山を使って、また新たな壁を作っていきたい・・・と考えています。
それは、これからやっていくとして。
さて、最近は、昼は解体、夜は壁作りをしていました。
この壁は、古材は使わず、一坪1500円の山梨県富士川町産のヒノキの野地板を磨いて溝切ったものです。
まず、廊下の壁が高くなってきました。
奥の物置部屋の壁も高くなってきました。
物置部屋から廊下側そ見たところの壁もできてきました。
本当は、もう、天井作っていい高さなのですが、屋根ギリギリまで天井にしたいなと思いつつ、
技術的に難しい(はしごがない)からどうしようかな~と考え中で、天井に関しては思案中です。