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なにゆえか古民家再生

なぜ改修をするか

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なぜ改修をするか

なぜ改修をし続けているのか。
 
改修を始めて、3年が経過しました。
その間、
外出すること、
友人と遊ぶこと、
お金を使うこと、

などを、極力節制してきた気がします。
 
もちろん、多少はしていますが、
圧倒的に以前にくらべると減りました。
 
お陰で、新しい出会いもほとんどありませんし、友人とも段々疎遠になり、数も減った気がします。
 
 
改修は、最初の数か月は右も左もわからないので、大工さんに定期的に来てもらって一緒にやっていましたが、
 
その後は、難しいところと重いものを運ぶものがあるとき、頼みやすい仕事があるとき以外、基本的に一人でやっています。
 
とても孤独な闘いをしているなと感じています。
 
 
どうしてそこまでして、大変な作業を続けていると言えば、
 
ネズミや虫が少しでも出ない衛生的に問題ない家にしたい、という世俗的な人間的要求と、
 
「住宅問題の解決」という高い理想もなんとなく思っているところがあります。
 
 
一般的に、家を持つには、住宅を購入し、ローンを組みます。
 
その額は莫大な金額で、そのローンによって自由を奪われ苦しんでいる人が沢山いるように私は感じています。
 
自分で改修ができるようになれば、ローンなど組む必要がない、つまり、自由になることができるのではないかと感じるのです。
 
 
人は、もっと自由に生きていいと思います。
ローンで引っ越せないとか、ローンで仕事を辞めれないとか、そういう変な苦しみから解放された方がいいと感じますし、
 
実際、多くの方は、そういう苦しみから解放されたいと願っているのではないでしょうか。
 
 
だから、私が一人でやってみて、女性でもどれくらいできるものか実験的にチャレンジしているところもあります。
 
 
私は現在、引きこもりがちですが、お陰で自由は手に入れることができたように感じています。
 
 
家を作れるということは、将来の住宅に対する不安を一つ解消したとも言えます。
 
 
今後、家が壊れようと、失おうと、自分でほとんど建てたり、直せたりする自信はあります。
 
少なくとも、「家を建てる」ということが、材料から工程まで、ブラックボックスでなくなりました。

ですから、相手の営業能力に影響されることなく、安く材料を仕入れたり、誰かに適正価格で頼むことができます。

改修ができるというのは、貯蓄より大きな担保になるかもしれない、と密かに思っています。
 
社会の問題に対しての、密かな私のアプローチが、この孤独な改修作業なのかもしれないと感じながら、日々改修を続けています。


  


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プロフィール

HN:
まみ
性別:
女性
自己紹介:
2016年6月末に山奥の古い家に引っ越し、トイレも風呂も壊れていたので改修しはじめました。一部解体したら、黒い柱や壁が出てきて、実は古民家なのに気付きました。

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