土壁の補正をしています。
それ以外も色々やっていますが、アップしていません。
他の部屋の土壁をぬったり、断熱材をいれたり、外回りの隙間を気づいた順番に一つ一つ埋めていく作業が、最近の作業です。
おかげで、これでも、この時期なのに、例年のアシダカグモ発生率と比べると、各段に減ってはきています。
さて。
現在、写真の上の方、竹小舞で編んだ竹部分が出ているところを(これは天井より上の部分です。地上3mぐらい)、
はがれた土壁の土(竹や小石や藁入り)+しっくい をまぜたもの
で塗って行っています。
バケツ4杯分で、やっとやっとゴールがみえてきました。
多分、この少量の竹部分で、バケツ2杯は使ったと思います。
全漆喰でやらないのは、もったいないから?
その方が強くなる?
わかりませんが、もったいないが多いのかもしれません。案外大量の材料を使ってしまうので。
藁や竹入りなのは、有機物によって、石壁は安定するという話を聞いたので、
土壁も同じだろうと思い、あえてそのまま入れています。
小石だけは邪魔で、塗っていて気になった場合は、はじいています。
白い部分は、平らな部分をざっと薄い漆喰でぬった部分です。
なぜそんなことをしたかというと、
シーラー代わりです。
どうも5度塗りぐらいしないと、黒から白へ壁の色を変更するのは難しいようなので、塗れるところは先に、色止めのために塗ろうと思ったと言うのと、
黒いとどうしても気持ちが沈むので、早めに明るくしてしまおう、という魂胆です。
塗り作業は、大変ですが、楽しいので、時間をかけてぬっていけば、この壁も白くなっていくと思います。
頑張ります。