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なにゆえか古民家再生

私の思う獣害対策

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私の思う獣害対策

我が家は、今のところ、畑は獣たちにやられるので、あまり作れていません。

ひどい獣害。

でも、獣たちにとったら、森を勝手に潰し、道路で轢いたり、銃で撃ったりの甚大な人間害。

捕獲する・攻撃するなどの安直な方法でなく、難しいけれど、どうにか仲良くやっていきたい。


観光地なら尚更、動物敵視は魅力がないと思います。

オーラ的にも、そこに悪いものを残します。

暗い影を残すので、そこに来たい、居たいと思う人を減らします。

私もいたくなくなります・・・。


そこで!
私の考えてみた猿対策。


猿と仲良くなる(むしろ餌付けして、お互いをしり、攻撃でなく、少し叱るだけで通じ合える仲を目指す)。

猿の行動範囲を把握(ネットなどで公開)。

猿の食べ物の趣味を知る。
山側に、猿の好きなものを、里に降りてくる時期に、畑の手前に、猿のためだけの畑をつくる。

(調べると、栗はイガで、むしろ猿が食べにくい食べ物らしいです。猿が、かぼちゃが好きなら、かぼちゃを植える)

もし猿が増えすぎて困るようなら、かわいそうだけれども、現代の苦肉の策として、猫と同じように避妊手術を検討する。

つまり、地域猫ならぬ、地域猿。



一番は、柵より、ガラス張りの丈夫なハウスがあったらいいのかもしれない、と思っています。
お金がかからない方法で、そういったものが作れたら、それが一番かもしれません。



捕獲・電流柵等は、なんだかんだ、全国的に失敗事例が多い気がします。
それなら、全然違うことをやってみるのも一案かと思っています。



私の知っている参考事例は、

まず、奇跡のりんごの木村秋則さん。

畑の回りにたぬき用のとうもろこしを置いたら、あらされなくなったとかなんとか、本に書いてありました。



あと、彗星探索家の木内鶴彦さん。

「山里に畑を作るとき、昔の人は必ず山の麓に動物の食物となるような木を植えていました。
どんぐりやすぐり、しいの木やコケモモ、豊に実をつける木々を動物たちのために人間が植えていたのです。
動物たちは、里近くまで下りてきても、それらの木の実を食べておなかいっぱいになるので、畑まで荒らすことはありませんでした。

 今のように畑の周りにネットを張ったり電流を流したりしなくても、野性動物も人間も豊かに暮らせる文化をもっていたのです。

 農作物の収穫祭というのも、生活の知恵の一つでした。山の神に農作物を捧げると称して、作物の一部を山の中に置いてきます。これが実際には冬場、餌の少ない動物たちの貴重な食料になっていたのです。

 こうして昔は、動物たちと人間が共に豊に生活するための知恵がたくさんあったのです。」

「生き方は星空が教えてくれる」より。





森の活動では、山に桧や杉などの人工林が多いために餌が少なくなり、
動物たちが里に下りてきてしまっている、
と聞いていました。

人工林を自然林にしていくことで、被害も減らすことができるのではないかと思います。


それから、動物も進化するようです。
淡路島の猿は、他の地域の猿より優しい、なんてことも見聞きします。


Youtubeなどのいろんな動画の中では、どんな動物とも、小さい時から育てれば、人間は仲良くなっています。
ライオンやくまなどとも。


猿は知能が高いですから、子育てと同じで、根気よく接すれば、ある程度しつけもできると思います。
もちろん、野性とペットの差はあると思いますが。


人間が関わることで、悪くもよくもなるのが動物かもしれません。


理想かもしれませんが、安直でない方法で、動物と人間が楽しく生きて行ける環境作りにチャレンジしたいです。



子供に話すと、子供も喜んで聞いてくれました。

絶対、お互いがハッピーな対策の方が、未来は明るいと思うのです。
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プロフィール

HN:
まみ
性別:
女性
自己紹介:
2016年6月末に山奥の古い家に引っ越し、トイレも風呂も壊れていたので改修しはじめました。一部解体したら、黒い柱や壁が出てきて、実は古民家なのに気付きました。

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