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なにゆえか古民家再生

家神様にご挨拶

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家神様にご挨拶

今お借りして、古民家再生を行っている家は、
スピリチュアルカウンセラーの義兄から、「オーラがいい」と言われています。

家が大きくて壊れているところが沢山あって、私には改装はやりきれない、思ったけれど、

「オーラがいい」
「おばあちゃんが呼んでくれたんですね」

という義兄の言葉も後押しになって、借りることに決めました。
(もちろん、1年探して、他に貸してくれる賃貸の家がなかったというのも理由です。)

おばあちゃん、つまり、私の祖母は、9年ほど前に亡くなりました。
とても信心深く、本当に本当に心根が綺麗で優しく、おちゃめな人でした。

祖母は生きている時も菩薩様のようでしたが、あの世でさらに魂を磨いているようで、義兄曰く、お墓にある祖母のお骨は、仏舎利のようなオーラになっているそうです。



祖父母の家は、梁や柱が黒い古民家でした。

祖父母は、田舎の中でも田舎の方に住んでいました。
のどかなよい所で、海の幸、山の幸、花に囲まれていました。

祖父母は、魚を裁いて、骨や内臓までたべたり、名前の知らない貝を食べたり、
農業で自活し、自家製の野菜を、多分、農薬も使わずに育てていたと思います。

今の家は、家の周辺の雰囲気が祖父母の家に似ています。

借りたこの家は、新建材を剥がしていくと、黒い梁や柱が現れ、祖父母の家を彷彿とさせました。

そんなとき、祖母は私を応援してくれてるんだなと感じます。

やっぱり、おばあちゃんやおじいちゃんがここに連れてきてくれたのだなと感じます。



畑をするときは、寡黙で黙々と農作業する祖父だったらどうするか考えます。

私も祖父の真似して、黙々と農作業をしてみます。
静かに祖父と過ごした時間を思い出します。

そんなとき、きっと祖父も私を応援してくれていると感じます。



ここの大家さんの、家財を整理すると、ご先祖様の残したものを発見します。
大事に使ってあり、そこからもこの家を大事に想う気持ちを感じます。


先日見つけた家財に、明治33年(1900年)と書いてありました。


(明治丗三年 一月)


それは、地域の組で買ったお椀のようなものでした。
もし、その家財を用意した時点でここの家が組長だったとしたら、やはりこの家は100年は経っているのかもしれません。



一昨日、手伝ってくれた友人の中に、地鎮祭などをするプロがいました。

彼は、この家の庭に御座す、家神様の存在に気づき、その話をしてくれました。


私は、借りた当初は気づきませんでしたが、庭を整備している最中に、他と違った庭石があるのは気づいていて、何か神様だろうと思っていました。

やはり、それは家神様だということでした。


挨拶は、大家さんに対してだけでなく、家神様にもする必要があるということ。

大自然に対して、その土地をお借りして「住まわせて頂く」という謙虚な思いを抱き、ちゃんと挨拶する必要があるということ。

米・自然塩・煎った大豆と日本酒を敷地の四隅に埋めて、家神様にも御神酒等とお供えし、挨拶すること。


(必要なものを昨日購入しました)

木は無闇に切ってはいけないということ。

友人はそんな話をしてくれました。


今日、できるだけ言われたお作法の通りに、お祈りしました。
(完全にあっているかわかりませんが、心を込めてお祈りしました)

住まわせて頂く許可と、地球の平和、地域の発展、大家さんの家の繁栄、我が家の子々孫々の安寧、
またそれのために働かせて頂く人材になれることなどをお祈りしました。



ここの家神様にも、ここの住人にとして認めてもらえたらいいなと思います。


この家の家主たちの想い、土地の神様の想い、私の先祖の想い、色んな祈りや願いに支えられて、この家は存在し、私も存在しているなと感じます。

日々感謝して、大事に生きていこうと思います。


古民家再生も、家の神様たちにもお伺いし、失礼のないようにすすめて行こうと思います。






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プロフィール

HN:
まみ
性別:
女性
自己紹介:
2016年6月末に山奥の古い家に引っ越し、トイレも風呂も壊れていたので改修しはじめました。一部解体したら、黒い柱や壁が出てきて、実は古民家なのに気付きました。

P R

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