DIYをやっているからこそ分かるプロの技術っていうのがあります。
「技術的にわかるけれど、綺麗にできない」
と思う部分というのは、結構あります。
綺麗にできない理由には、道具がないという理由もありますし、当然「プロと素人の差」というのがあるのです。
例えば、「まっすぐに切る」、特に「縦切り」というのが、私には難しいです。
ツルツルに削る、というのもかんな系は、手がんなしかないので、道具からして難しいです。
ダイニングテーブルを自作で始めたはいいけれど、木材がローズウッドらしき一枚板。
ローズウッドは、今の日本ではなかなか手に入らない高級品の様子。
(昔は多分安価だったのか、物置の棚として使われていたもの)
貴重なものかもしれないのに、自分が適当にやって失敗したら申し訳ないという気持ちがうまれてしまって、作業が捗らなくなってました。
それで、近所にお住まいのプロの家具屋さんに頼みました。
(
先日のブログ)
そして今日、納品。
流石、プロ!
足に調節できるところまでつけてくれて、本当に素晴らしい出来。
テーブルは、二枚の板を、一枚板のように張り合わせてくれています。
割れていた部分も綺麗に埋めていただいています。
自分ではこうは絶対いかなかっただろう、細部も、このようには作れなかったな、と感動。
頼んでよかった!
大満足!
昨日あった、地元のお祭りでは、その家具屋さんが、地元産一枚板の大きなまな板を出品されていました。
それが、
超激安!
安いのは、柾目じゃないから。
つまり
節ありだからみたいです。
柾目を気にする人は気にするんでしょうが、私は全く気にしません。
私は、節があるのは全然OKで、綺麗な集成材より節ありの一枚板の方が好きです。
世の中は、集成材の綺麗さが好きで、節が嫌いという方も結構いるみたいです。
趣味は、人それぞれですね。
でも、その世の中の価値観のお陰で、私は、激安で、ずーっと憧れだった、国産木材の一枚板のまな板をゲットすることができました。
1500mぐらいの標高の高いところに生えている樅の仲間「シラベ(シラビソ)」というの木のまな板だそうです。
綺麗だし、大きいし、一枚板だし。
美しくて、うっとりします。
本物の木ばっかりにどんどん囲まれて、幸せです。